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通常であれば、これらの検査だけで終わりますが、診断材料にとぼしい場合は
排泄性尿路撮影やCT検査も行われます。
※CT検査では小さい石の発見もできます。
費用負担が増えますが、もし検査希望であれば医師に申し出てください。
尿管結石の検査一通りにかかる費用は、3割負担でだいたい1万円程度です。
ただし、個人によって検査内容が異なり、
それに伴い検査費用も変わってくることは心にとめておいてください。
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最近の尿管結石でもっともポピュラーなのが
「体外衝撃波結石破砕術(ESWL)」と呼ばれる方法です。
X線透視装置または超音波装置で石の場所を確認し、そして音波で石を粉砕させます。
体外衝撃波結石破砕術(ESWL)は、石を除去するものではありません。
尿と一緒に流し出せることができる小さなサイズにまで砕いて自然排出を促す方法です。
体への負担はとても低く、術後の血尿も問題のないものです。
入院する必要もないので費用も安く済むのです。
尿管結石は再発しやすい病気ですから、術後も引き続き、尿管結石を発症しづらい生活を送りましょう。
水分、カルシウムはたっぷりと。
そして、動物性脂肪は控えめに。
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