病院で尿管結石と診断されたら?


尿管結石はいろんな原因がありますが、欧米化した食事が
大きく影響しており若い女性にも多く見られる病気です。

血尿や耐えがたい激痛が症状として出て、
そして病院に搬送されるんですね。
しかし病院へ着く頃には意外に痛みが消えていたりします。

もし痛みが消えていなければ、鎮静剤を使いながら
まず痛みを消してそして検査に移ります。

検尿、レントゲン検査、超音波検査を行って
(CT検査を行うこともあります)尿管結石と診断されたら
痛みが消えていても治療に移ります。



自然排出(石の大きさによる)

医師の判断で自然排出を待つ場合もあります。

薬物療法

結石が5mm以下の大きさであれば、鎮痛剤やウロカルンといった排石剤を使って治療を行います。

体外衝撃波砕石術(ESWL)

音波を体の表面から当てて、体内の石を粉砕する治療法です。
この方法で石を溶かすなど消してしまうことはできませんが、
尿と一緒に自然排出できる大きさにまで粉砕できます。

体外衝撃波砕石術(ESWL)が出てくるまで、
尿管結石の治療として主流だった開腹手術と比べると比べものにならないくらい負担が軽いので、
受けやすい治療です。

「手術」と呼べる治療法ではありませんが、現在では尿管結石を含め、
尿路結石の治療法として主に用いられている治療法です。

尿管結石は、患者さん全体のおよそ3割が再発すると言われています。
ESWLを受けた後、結石ができづらい生活を送るようにしましょう。



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